今日は、当院での治療のお話をいたします。
間違って伝わって欲しくないことがあります。
アトピーだから、この経穴(ツボ)や治療方法というわけではないです。
アトピーの治療
患者さんのお困りの症状は、肘に出来たアトピー。
ガサガサしていて、皮膚も少し分厚くなっています。
色は、紫~灰色です。
入浴後、赤くなって痒くなります。
治療
まず問診をします。
そして、体表観察をします。
舌や脈を診たり、全身の経穴(ツボ)を確認します。
体表観察を終えて、治療方法を考えます。
今回の症状は、最近(治療はH27年4月26日)の気候の影響が大きいと考えました。
今回は刺絡という治療をしました。
刺絡のあとに、脈診。
しばらく休憩。
再度、体表観察をします。
そして、、、、
工夫をしたうえで、右内関という経穴(ツボ)に鍼を打ちました。
鍼を打った直後に、脈診。
そして、抜鍼。
脈診をします。
しばらく休憩。
休憩後に体表観察をします。
そして、前回(先週)の治療は終わりました。
1週間後の状況
本日患者さんが来院され、肘を見せてくれました。
患部は小さくなって、皮膚の厚さも少し薄くなっていました。
患者さんに、入浴後の状態を確認いたしました。
患者さん『お風呂に入っても痒くないし、赤くならないです。』
問診をして、アトピーの治療をしました。
治療後、患者さんとの会話。
院長『今回の治療のことをブログに掲載していいですか?タイトルは、ドSの鍼で。』
と尋ねました。
患者さんは、笑いながら了承して下さいました。
文:荒木かおり