1月18日(日)は、鍼灸学術団体である(一社)北辰会のスタンダードコースに参加させて頂きました。
2015年の勉強会への参加、第一弾です。
午前中の講義は、私の以前の修行先の院長である古田久明先生による『臓腑経絡学 肝』でした。
現代人に多い、肝の病証(もちろん、東洋医学での)を理解するためには、東洋医学での肝という臓腑の理解と、その肝の経絡をきちんと理解することが必須になります。
その肝の蔵象と経絡についての解説を、臨床の話を交えながら講義をしていただきました。
古田先生が講義の中で言われた、
患者さんが『でも皆、精神的ストレスってありますよね』と言われたら、皆さんはどうお答えしますか?
等、臨床に即したお話を聞けました。
午後からは、私と数人の先生方は別室にて、副代表の藤本新風先生の実技指導を受けてきました。
交代で、ひたすら全身の経穴や脈や舌を診るのですが、これがまた勉強になりました。
もちろん相手の身体を診ることも大事ですが、他の先生に自分の身体を診てもらう事も勉強になります。
お互いの全身の経穴を診ている姿は、異常な光景かも知れません(;´∀`)
3時間半という時間でしたが、全員真剣勝負でやっていますからあっという間に過ぎ去りました。
その後、心地良い疲労感を感じながら呑み会に参加してきました。
色々な先生の臨床に対しての考え方や、意気込みが聞けました。
おかげさまで、大変勉強になりました。
お酒の力は偉大ですね。
もちろん、呑み過ぎは注意ですけど(笑)
そして、翌日は朝から奈良の『藤本漢祥院』にて研修を受けてきました。
藤本蓮風先生の臨床を見せていただいたり、他の研修の先生方と臨床の話や教育の話等を聴いてきました。
こちらも約4年間続けていますが、全く飽きないです。
蓮風先生の臨床も進化されるし、それを観ている私自身も変化しているからだと思います。
その後、夕方は治療。
早速、この2日間で学んだことが発揮出来た治療で、自分自身でも満足出来ました。
おかげさまで、2015年も充実した1年で過ごせそうです(^^)
文:荒木かおり