昨日(5月17日)は、鍼灸の定例会(勉強会)に参加してきました。
朝一番の講義は、腹診の実技でした。
先月の定例会に引き続き、女性班での実技指導の助手をさせて頂きました。
助手ではありますが、実際に受講生の手をとり教えるわけですから、責任は重大です
(`・ω・´)シャキーン
受講生によく理解して貰うためには、教える人間がよく理解していないと上手く教える事が出来ません。
そのため、
教えるということに書いた通り、人に教えるということが、自分の勉強になります。
ということで、今回も受講生の方にツボの感覚や正しいさわり方が伝わるように、事前に予習をして挑みました。
体表観察(ツボの状況等を触診で調べること)のやり方が良いと、その時点で緊張していた部分が緩み、患者さんの体調も良くなっていきます。
多くの受講生の緊張も緩み、体調も良くなっていました。
いいタッチを出来る受講生が多くなっているからでしょうね。
そして、腹診の実技に引き続き、お昼の休憩時間にミニ講義もさせて頂きました。
題目は、『扁鵲倉公列伝 ~淳干意 の医籍~』です。
この題目を選んだのは、扁鵲倉公列伝を読んでいて、気になった症例の記載があったからです。
その症例は、『てんかん発作』です。
淳干意が活躍したのは、前漢の時代ですが、その少し前の時代に黄帝内経という書物が編纂されました。
黄帝内経にも『てんかん発作』の事が載っており、黄帝内経に記載のあった理論をもとに『てんかん発作』を治しています
淳干意は、病因と診断の根拠と、治療成果についてお話をしています。
その説明は理論的であり、非常に興味をひかれたので今回のミニ講義の題目にさせて頂きました。
私の反省点は、講義をする時にもう少し緊張をしないことですね(=o=;)
その後、午後の時間は他の受講生の先生とは別れて、藤本新風先生から体表観察の実技を午後の時間をフルに使って学びました。
今期初めての、体表観察強化クラスです!!
気合を入れて受講してきました。
やっぱり、藤本新風先生の体表観察は凄かったです。
また今回も、多くのおみやげを持ち帰る事が出来ました。
そして、今回は定例会のあとに親睦会がおこなわれました。
普段なかなかお話出来る機会がない先生とお話の出来る貴重な時間です。
今回は、40人以上の人が参加されたそうです(゚д゚)!
私も今回初めてお話をさせて頂いた先生が何人かいてました。
みんな、非常に熱心な先生で、私も多くのエネルギーを頂く機会を得ました。
このエネルギーを臨床に活用していきます!!
文:荒木かおり