昨日(3月6日)は、二十四節気の啓蟄(けいちつ)でした。
【啓蟄】
啓蟄とは、
二十四節気の一。
太陽の黄経が345度になったときをいい,現行の太陽暦で3月6日頃。
二月節気。また,このころ冬ごもりをしていた虫が穴から出てくることをいう。
[季] 春。 《 -の土くれ躍り掃かれけり /吉岡禅寺洞 》
大辞林より
とあります。
【少しずつ春に】
まだ寒い日が続きますが、お散歩をしていると色々と気づく事があります。
鳥達の声や、しぐさ。
草木の芽吹き。
まだ寒いですが、少しずつ春の様相を呈しています。
また自然界に限らず、人間の身体も春の状態になってきてます。
たとえば、
何かエネルギーが充実して、何か新しい事にチャレンジされる人。
また、エネルギーを持て余して、色々な身体の症状に振り回されている人。
上記の状態を、
冬の間に身体の奥底に大事に隠していた虫(エネルギー)を、上手く使えているかどうか?と考える事も出来ます。
症状に振り回されている人は、エネルギーの使い方を工夫すると、症状がマシになる事があります。
【花粉症・アトピー・肩こり・のぼせ】
たとえば、
・ふだん運動不足で、汗を全くかかない人は、軽くじわっと汗が出るまで身体を動かしてみる。ただし、汗はきちんと拭いて下さいね。
・イライラしている人は、笑ってみる(漫才を観てもいいですし、鏡を見てニッコリしてもいいです)
・過食をしている人は、食べる量を控えてみる。
・味の濃いものや、唐辛子など辛いものを食べている人は、薄口にする(素材の味を楽しめるモノだと、薄口にし易いです。)
これらは、ほんの少しの例ですが、上記の事をやってみると症状が変わる事があります。
お試し下さい。
文:荒木かおり