掃除をしていると、こんな懐かしいモノが出てきました。
鍼灸学校時代の夏休みの宿題。
私が学んだ行岡鍼灸専門学校では、
最初の一年生の頃は、
『灸は、紙に据える』
『鍼は銀鍼を使って、最初の一年間は他人に鍼を打たない。打つのは自分の身体』
このように、実技を習いました。
紙に据えると紙の焦げ具合で、熱感を視覚として捉える事が出来ます。
鍼も、銀鍼を使うと芯をとる練習になりました。そして、自分に鍼を打つと、痛くない様に刺入する練習にもなります。
こういう基本的な事をきっちり教えて頂きました。
ありがたい事です。
文:荒木かおり