心について。その1(心の位置と形態1)

心 ブログ
和漢三才図会ー心

 

今回から、東洋医学からみた『心(しん)』のお話を致します。

 

 

【心の位置】

 

心は、肺管の下、膈膜の上にあります。

 

そして、

背の第五椎(神道穴)に附着します。

 

ちなみに、肺は第三椎でしたね。

関連:肺について。その1(肺の位置)

 

 

心と肺は、共に膈膜より上にあります。

 

膈膜により濁気が遮られる為、心と肺は清らかな臓と言われています。

 

 

 

【心の形態1】

 

心

和漢三才図会ー心

 

 

心の形は、先が尖った円い形をしています。

 

和漢三才図会の解説を読むと、『いまだ開かない蓮の花の如し』とも、書かれています。

 

見かたによっては、ハートの形に似ていますね。

 

だけど、西洋医学の心臓(ハート。heart)と、東洋医学の心臓(しん。心)は大きく異なる部分があります。

 

その点を今後お話をしていきます。

 

次回は、心の形態に絡ませて機能のお話を少し致します。

 

 

 

 

参考文献

臓腑経絡学 改訂第三版 アルテシミア

文:荒木かおり

 

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